墓参ついでに重伝建のひとつ五條新町をぶらぶら散歩してきました。
母方の祖父の出身地が奈良県五條市で祖父の実家は新町通りで宿屋をしていました。
今はレストランの駐車場になっています。
新町は吉野川に沿って発展し昔は木材の集積所として発展
また江戸時代に五條二見城主であった松倉重政の善政で一層発展したようです。
そのため松倉重政は五條では名君とされていますが
その後転封先の島原で石高に見合わない城を建築したりで
領民に重税を課し「島原の乱」の原因をつくります。
新町通りを進んでいくと鉄路橋がまたぐ場所があります。
これは五條と新宮を結ぶ列車が計画され路盤まで完成しあとはレールを敷く段階までたどりつくも
中止となった遺構です。『幻の五新線』と呼ばれます。
五新線で木材を運ぶ予定であったも林業の衰退で計画が頓挫したようです。
吉野川の堤防に出ると爽やかな風が吹き気持ちいい、空気が美味い!
五條は柿が名産、「cafeことほぎ」で柿のシャーベットを、柿の風味を邪魔しない甘さで美味でした。
五條を後にしました。